山形 栄光冨士 酒未来 純米大吟醸 無濾過生原酒
山形 栄光冨士 酒未来 純米大吟醸 無濾過生原酒🍶✨
洋ナシ、白桃、黄色いリンゴの様なとても華やかな果実の香りがパッ〜と広がります。
口当たりは優しく軽く、まろやかな甘味に滑らかな酸味と穏やかな苦味、軽さもありながら豊潤な美味しい日本酒です。フルーツ系の香りがする日本酒が、好きな方にオススメな日本酒です。
高木酒造の自社開発米である酒未来。山田錦や美山錦の流れを組む酒米だったと思います。diploma 勉強中に高木酒造の自社開発と知りましたが、世の中の多くの酒米は各地の公設機関(都道県の機関)である農業試験場(埼玉県だと農業技術研究センターって名称)で開発されています。それは時間とお金がかかり、民間企業(多くの酒蔵は零細企業)ではハードルが高いからだと思います。
それらを超えて酒造家(高木酒造の先代)自ら開発した酒造好適米 酒未来 は、日本酒に対する情熱、日本酒の未来に対する思いが込められた素敵な酒造好適米なのかなと思います。
もし酒未来の日本酒を見かけたら楽しんでいただけたらと思います。
山口 五橋 FIVE ピンク 純米大吟醸無濾過生原酒
山口 五橋 FIVE ピンク 純米大吟醸無濾過生原酒🍶✨
透明感のある若干シルバーがかったクリスタルのような外観です。
香りの第一印象は若々しく華やかな綺麗な香りです。メロンのような果実の香り、若干蜂蜜やアカシアのような甘い香りもあり、甘いメロンのような香りです。果実の他には上新粉のようなお米の香りを感じます。
口当たりはやや軽く、ほんの僅かにピリッとガス感を感じます。口に含むとお米の旨みを伴ったふくよかな甘みがふわりと広がり、その後は酸味と甘みが重なってとても瑞々しい味わいです。喉越しには旨みとコクのある苦味を感じ、余韻は若干長くとても心地よく感じます。
山口県の酒井酒造が醸すFIVEシリーズのピンクになります。白麹を使用したイエローや山田錦のブルーは何度か飲んだことがありますが、ピンクは初めてです。花陽浴の山田錦や雄町、栄光富士の酒未来などに近い華やかな香りと甘みを感じますので、甘めの日本酒が好きな方に好まれる日本酒だと思います。分かりやすい違いがあるとすれば、透明感かなと思います。
one more thing…🍶✨
高エステル生産酵母である協会1801号酵母を使用しているので酢酸イソアミルとカプロン酸エチルをたくさん作ります。酢酸イソアミルとカプロン酸エチルが重なるとメロンのような香りがする傾向にあるのでそう感じたのかなと思います。
紀土 純米大吟醸 宙へ!! MOMO4号機応援酒
紀土 純米大吟醸 宙へ!! MOMO4号機応援酒🚀🍶✨
透明感のあるシルバーがかったクリスタルのような外観です。
香りは華やかでやや若々しく爽やかな香りも感じます。リンゴや白桃、若干メロンやバナナのような果実の香りを感じます。果実以外には上新粉や白玉団子のようなお米の香りを感じますが、全体的にとてもフルーティな香りです。
口当たりは、若干とろみがあるため僅かに重たさを感じます。口に含むとまろやかな甘みと旨み、丸みのある酸味がゆっくりと広がり、喉越しにはコクのある苦味を感じます。余韻はやや長く、ゆっくりまろやかな味わいが消えていきます。
先日、北海道で打ち上げられた観測ロケットMOMO4号機の燃料に使用された紀土の純米大吟醸です。夢のある日本酒です。
日本酒スタンド酛さんで飲んで美味しなって思っていたら、近所のいつもの酒屋さんあったので購入しました。
紀土はやや淡麗寄りなイメージでしたが、紀土にしては濃醇な日本酒で、これ美味しいです。甘いは甘いですが程よく甘い、旨みや苦味も程よくで、色々な程よくが集まって美味しくなった日本酒だと思います。
もし見かけたらに夜空に思いを馳せながら飲んでみてください。
岩手 赤武 純米吟醸 NEWBORN
岩手 赤武 純米吟醸 NEWBORN🍶✨
香りはかなり華やかで洋ナシや黄色いリンゴの様な果実香を中心に、白桃やアカシアの様な香りも感じました。
口に含んだ瞬間にふくよかな甘味、旨味がひろがり、酸味は優しく、穏やかな苦味も感じました。
余韻はやや長く、香りが取りやすいワイングラスやそれに似たグラスでゆっくり飲むと1日の疲れが取れそうな美味しい日本酒でした。
富山 羽根屋 純米大吟醸50 翼
富山 羽根屋 純米大吟醸50 翼🍶✨
柑橘系果実に似た爽やかな香り、優しい林檎に似た香りを感じます。
口当たりはフワッと軽く、上品な甘味、喉越しに旨味を伴う苦味を感じ、酸味は僅か。
余韻は軽く短く、とても綺麗なスムースな美味しい日本酒でした。
この日本酒は何度か頂いていますが、とにかく香りも味わいも綺麗なお酒です。単品でも何かと合わせても楽しめる日本酒だと思いますが、やはりお肉と合わせたいです。
【はじめての日本酒教室】2限目-日本酒の種類を知ろう! 特定名称酒ってなんだろう?
お店のメニューで『純米大吟醸』や『大吟醸』、日本酒のラベルにある『純米吟醸』『純米』などの表示を見かけたことはありませんか?
これらは『特定名称酒(とくていめいしょうしゅ)』といい、酒税法のある一定の基準を満たす日本酒に限って名乗ることが許されています。
そこで2限目では、特定名称酒の基礎知識について紹介します。
日本酒の種類や定義を知っておくと『自分の好きな日本酒みつける』ことにも役立ちます。
図では6種類ですが『特別純米』『特別本醸造』が加わり全8種類となります。
純米酒系:純米大吟醸、純米吟醸、特別純米、純米
本醸造系:大吟醸、吟醸、特別本醸造、本醸造
特定名称酒は大きく分けて、①純米酒かどうか、②お米をどのくらい削っているかどうか、に分けることができます。
①純米酒かどうかですが…
・日本酒の原料が 米・米麹・水のみであれば純米酒系
・日本酒の原料に 米・米麹・水の他に醸造アルコール(原料米総重量の10%以内)を加えているものは本醸造系
ラベルに表示されていますので、ぜひ確認してみてください。
次に、②米をどのくらい削っているかですが、日本酒造りではある程度まで削ったお米を使用します。
その削り具合を『精米歩合(せいまいぶあい)』と呼び、お米の残ってる割合を表しています。
・精米歩合50%以下:純米大吟醸、大吟醸
・精米歩合60%以下:純米吟醸、特別純米、吟醸
・精米歩合70%以下:本醸造
・精米歩合の基準なし:純米酒
ちなみに、私たちが普段口にしている食用米の精米具合は約92%ほどで、実はあまりお米は削っていません。
新潟 たかちよ カスタムメイド ai77 愛山 タータンチェック 生原酒
新潟 たかちよ カスタムメイド ai77 愛山 タータンチェック 生原酒🍶✨
透香りはやや華やかで、白桃のような甘い果実のふくよかな香りを感じます。
口当たりは軽くも無く重たくも無くといった感じです。口に入れた瞬間は少しシュッとした酸味でフレッシュ感を感じます。口に含むときめ細やかな酸味を伴いふくよかな甘みが広がります。喉越しにはコクのある苦味を感じ、やや余韻はやや長く、豊潤な美味しい日本酒です。
香りも華やかで甘くてジューシーとたかちよらしい日本酒です。先日頂いた赤いタータンチェックと似てはいますので、間が空いてしまうと差異はわかりにくいですのでが、記憶を辿り…香りはイエローの方が華やかで桃の香りが強くフレッシュといった感じです。
和歌山 紀土 KID 純米吟醸酒 しぼりたて
和歌山 紀土 KID 純米吟醸酒 しぼりたて🍶✨
香りの第一印象はやや華やかです。洋ナシやリンゴのような果実の香りを感じ、フルーティな印象を受けます。
口当たりはやや軽く滑らかで、柔らかい甘味と旨味を感じます。喉越しに感じる穏やかな苦味がバランスを取っており、全体的にややスッキリした印象の美味しい日本酒でした。
ただ生酒らしいパンチが効いた感じはなくて、生酒だけど穏やかで綺麗な感じがこのお酒の個性かもしれません。